去る5/15に、「コロナ禍における市民ヒアリングと質問づくり」ワークショップを行いました。ご参加くださいました皆さま、長時間のオンラインワークショップお疲れ様でした。
今年2回目になる今回は、コロナウイルス感染症による緊急事態宣言下ということで、オンラインでの開催となりました。国会を筆頭に、議会のオンライン化は進まないようですが、質疑は書類提出で行ったり、3密を避けるため議場と会議室へ半分ずつに分けるなどの工夫がされているようです。参加者の方々もオンライン会議の機会が増えてきたとのことでした。
まず、弊社代表の山田より参加者の皆様へお礼の挨拶と弊社の概要と、本ワークショップ開催経緯について説明がありました。
そして、講師の細川甚孝氏によるワークショップが始まりました。
・ヒアリングの現状について、有権者が困っていることを聞いているだけになっていませんか?
- 行政への口利きになっていませんか?
- 一部の利害団体のためになっていませんか?
という痛烈な問題提起がなされました。そうならないためには、その先をいかに聞くのかがポイントだという講義が行われました。
さらに、1対1のロールプレイング方式でのヒアリング実習です。
本音を聞くヒアリングテクニックと、ヒアリング結果をどう質問に結びつけるのか。6月議会を目前にした参加者の皆さまによる実戦さながらのロールプレイングが展開され、白熱の講義となりました。
最後に、弊社代表の山田よりコロナ禍で有権者の意識が変化しており、ネット上で政治の関心が高まっていること、後援者名簿宛のDMメールは効果が高いと考えられるとの報告がありました。
オンライン懇親会にて
事前に「懇親会のため缶ビールなどご用意ください」とお伝えしていましたが、用意していたのは当社だけ(笑) お茶や食事などご用意頂けたようでした。皆さま真面目ですね。
ご参加者からお寄せ頂いた感想
・以前細川先生の講義を受けたことがあり、良かったので参加してみたが、やはり良かった。
・コロナ禍により前例がない状況下で、どう考えて動けば良いのかが分かった
・新しい視点での質問づくりの手法を学べた
・行政担当者は聞いたことしか答えてくれない、知っている情報の引き出し方が分かった
などの感想が寄せられました。
スタッフの感想
話すことに対する苦手意識から参加を躊躇された方もおられたようですが、非常に分かりやすい進め方で、これなら政治の素人の私でも参加出来そうと思える内容でした。それでいて実践的!
非常に良い内容なだけにより多くの方に参加頂けるよう、聞くだけのセミナー形式を用意するのも良いのかもしれないと感じました。
本ワークショップは、年4回シリーズ(2月・5月・8月・11月)を予定しており、次回は9月定例会に向けて開催予定です。日程が決まりましたら、本サイトにてお伝えいたします。