大槻デザイニング株式会社は、With/Afterコロナの集会やパーティー等のイベント実施を支援するため、政治家向けに「QRコードを利用した非接触パーティー受付システム/システム連動した案内状の企画制作サービス」を7月に開発しました。
新型コロナウイルスの影響で、ホテルなどで行なわれていた政治資金パーティーが、ホテル業界への自粛要請や、政治資金規正法による集会の開催方法への制約により、中止や延期が相次いでいました。
感染拡大の減少に伴い、集会やパーティー等のイベントの自粛が段階的に解除されていますが、従来の対面受付での混雑による感染リスクや、万が一クラスター感染が発生した場合の対応が要請されているため、イベント実施に向けて、会場では感染拡大防止策への対応が求められています。特に、混雑が起こりやすく、入場チケットの受け渡しなどを行う受付では、十分な配慮が必要です。
開発背景について
これまで、主催者側の出欠管理の労力を削減できる「QRコードを利用した出欠確認システム」を企画しておりましたが、受付の賑わいが求められているケースもあることから、スムーズな受付システムは必ずしもニーズに合わないと判断し、開発を断念しておりました。
しかしながら、コロナ禍によって、従来の対面受付での混雑による感染リスクや、万が一クラスター感染が発生した場合の対応が要請される中、QRコード案内状システムに再度光を当てることと致しました。
「非接触パーティー受付システム」と「システム連動した案内状の企画制作サービス」の５つの特長について
1 来場者がQRコード付き案内状をかざすだけで、受付業務が完了
従来は、案内状を手で受け取り、受付業務を行っていました。「QRコード付きの案内状」を導入することで、感染リスクへの配慮と出欠管理の労力を削減できます。
来場者は、「QRコード付きの案内状」を持って来場。受付で、QRコードリーダーにQRコードをかざして受付完了です。
※ 本サービスには、パーティー受付システムに使用する備品等の貸出（システム搭載済みのモバイルパソコン、QRコードリーダー、ポケットWifiルーター）も含まれています。
2「QRコード付きの案内状」の企画制作から発送まで代行
案内状のQRコードの印字は「可変印刷」で行います。
可変印刷とは、Excelファイルなど、データベースになっているデータに基づき、印刷するページの一枚一枚に対して、特定の部分（住所や名前など）を差し替えて印刷をする方法です。
当社は、イベントや集会の案内状企画・デザインから発送代行まで一貫したサービスを展開。案内状一式の印刷・製本、封筒宛名、通しナンバー印刷の可変印刷や宛先毎に、宛先毎に指定されたナンバーの印刷物封入作業や、組み合わせが異なる複雑な封入作業まで、柔軟に対応できます。
3 システム上でリアルタイムに来場者数を把握
QRコードを読み取ると、パーティー受付システム上に来場者数がリアルタイムに表示され、来場人数が一目でわかります。最終的な出席人数の管理に活用できます。
4 感染対策グッズのレンタルを用意
パーティー当日に会場で必要な感染対策グッズ（防御シート、フェイスシールド、非接触型体温計など）をご用意しています。
5 出欠管理を代行（オプション：宛名印刷と併せてご依頼の場合）
宛名印刷をご依頼の場合は、パーティー終了後、宛名名簿とシステムを照合し、出欠リストをご提供します。
※代理出席の方を自動で判断することはできません。代理出席の方を把握するためには、受付を分けるなどの工夫が必要です。
QRコードを利用した非接触パーティー受付システムの構成
- QRコード入り案内状印刷一式
- 宛名印刷と出席者管理（オプション）
- QRコードリーダー
- モバイルパソコン（リーダー情報の受信用）
- ポケットWifiルーター（データの集中管理用）
サービス価格は未定
特許出願中（特願 2020-116879）
本プレスリリースに関するお問い合わせ
大槻デザイニング株式会社 山田
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